可能性を全開にする!Part1

 

僕は、「今まさにこの瞬間、この人の可能性が引き出された!」と感じたとき、思わず涙ぐんでしまいます。感動して、胸がいっぱいになるからです。

今日、これを感じたのは、小学生(M子ちゃんとします。)の算数を見ているときでした。
M子ちゃんは、いわゆる「甘えたがりの子」で、授業中の態度も悪いときがあったので、何度か厳しく言ってきました。
そのたびに僕は、「言い過ぎたかな?伝わらなかったらどうしよう。」と後悔したり不安に思ったりしながらも、
「いや。まずは俺自身が心地良いこと。納得できること。そして、この子のため、と思うこと。この子が本当は望んでいること。それらを全て考えて、バランスの良い着地点を考えよう。最悪、今は伝わらなくたっていい。いつか伝わるときがきっと来るはずだから。」
と、自分自身を励まし、その子の幸せをイメージングし、祈ります。
そうすると、「今回こそは解約になるかも知れない。」と思ったときでも、ありがたいことに、ちゃんとその子は家庭教師を続けてくれ、私が伝えたかったことをちゃんと受け止めてくれるんです。
そういうとき、「本当にありがとう。」って、心から思います。

先生って、結構つらい思いしてる人、多いんじゃないでしょうか?
親御さんには、「こういう指導お願いします。」ってお願いされ、でもそれは子どもさん本人が望んでいることとはズレていて、しかも自分がしていきたい教育は全然別にあったりする。
「一体どないせぇ、っちゅうねん!」って怒りながら、妻に愚痴を聴いてもらった晩が一体どれほどあったことか。寝不足続きにも関わらず、黙って話を聴いてくれ、的確なメッセージを僕に与えてくれた妻には、感謝してもしきれません。妻は本当に神様だと思います。そして、そんな妻に出会わせてくれた宇宙に心から「ありがとう♪☆」と言いたいです。

1人で生きるなんて、できないんだと思います。僕は少なくとも無理です。
生きていたら、不安にぶち当たる。必ずです。不安にぶち当たったとき、自分自身で全て解決する人もいるのかも知れませんが、僕は無理ですね。
「できなかったらどうしよう。うまくいかなかったらどうしよう。」不安がどんどん出てきます。
でも、話を聴いてくれる人がいたら、本当の僕を見てくれる人がいたら、強くなれます。
僕の場合は、妻ですね。そして、妻と僕が敬愛するKan.さんとマックスです。

こんな僕ですが、普段はむしろ、不安や疑念に負けそうになっている生徒さんたちを勇気づける仕事をしています。
不思議なもんですね。
「自分自身を信じよう!キミならきっとできる。ものすごい可能性があるよ!」って言ってる僕は、うじうじ悩んでたりするんですから(笑)。
でもきっと、こんな僕だからこそ、生徒さんにも伝わるんだと思います。
「どっからどう見ても完全完ぺき。」ミスター・パーフェクトみたいな人の話、ちょっと居心地悪いですから。

僕は、漫画やアニメが大好きですが、その中でも「NARUTO」は格別です。あの漫画はスゴイ!すごすぎる!って思います。
主人公のNARUTOは、僕に似ています。(岸本斉史先生、ごめんなさい。)
いや、似ている部分がある、って言った方が正確ですね。
なんて言うか、もともと嫌われ者。あ、僕の場合、今もか(笑)。
NARUTOはもともと嫌われ者で(少しネタバレありますので、漫画読んでない場合は、この段落読み飛ばしてくださいね。)、劣等感のカタマリなんだけど、夢がデカい。とにかくデカい。あまりにもデカすぎて、周りに信じてもらえない。んで、バカにされたりもする。でも、バカにされながらもがき続けていると、自分を信じてくれる人が現れたり、実は自分自身をちゃんと見守ってくれてる人がいることに気づいたりしてゆく。
だから、強くなってゆく。とてつもなく強く、優しくなってゆく。可能性が全開になる!

僕は、自分自身もだし、自分の周りの人にも、可能性全開になってほしい!
だから、「余計なお世話」をいっぱいしちゃいます。余計なお世話を嫌がる人には、うっとうしがられます。いくら「あなたのため。」って言ったって、そんなこと望んでない人にとっては、うっとうしいだけです。だから、僕の思いが伝わらずに、「2度と会いたくない。」って言われたことも何度もあります。

でも、その「余計なお世話」がちゃんと伝わって、その人の深い部分に届いたときは、本当に喜んでくれて、「ありがとう。」って言ってくださいます。
その瞬間は、やっぱり最高ですね!
それまでに、「こんなことしてて、意味あるのかな?」ってうじうじ悩んで、つらいこと、あきらめたくなること、投げ出したり相手のせいにしたくなったりがいっぱいあったとしても、そんなん全部吹き飛んじゃいます。
オールオッケー!

すべては必然。

みんな最高!オレ、最高!(笑)。

自分の可能性を全開にする!
やっぱ最高ですよ。