プロフィール
石田栄嗣(いしだひでつぐ) 48歳。
教育家。「考える力」をつける家庭教師。
東大寺学園中学校、東大寺学園高等学校卒。
大阪大学法学部法学科卒。
学生の頃より28年間、教育に携わる。
今までの伝統を大切にしながらこれからの時代の流れをふまえ、それぞれの人の個性に合わせた独自の指導を展開している。
ぐるっと回って、4周ちょい!(笑)
天真爛漫からスパルタへ
石田栄嗣(いしだひでつぐ)
奈良県にて、産声をあげる。
小さいときから体が弱く、比較的おとなしい男の子だった。
色白すぎて、近所のスーパー屋上で「白ブタ」とからかわれたときも。
小学校に入り、低学年・中学年では、勉強も遊びも楽しみながらも、何もしていないのに怒ったり体罰をしてきたりする教師や、弱い者いじめをしてくる上級生たちの横暴さと理不尽さに疑問と怒りを覚える。と同時に、下級生をいじめる側に回っている自分にも気づき、悶々とし続ける。
小学4年生のときから、奈良市内のスパルタ学習塾に通い始める。ここにて、塾長先生の「愛ある厳しい指導」に触れ、「人生の師」と呼べる人との出会いを果たす。
学校では先生や友人にいじめられ、塾では厳しい指導に耐え続け、家では起きている間中猛勉強。
受験直前に心理的・肉体的ストレスはピークを迎え、大スランプを経験するも、何とか第一志望校の奈良県私立東大寺学園中学校に合格する。
「モテない」君から、さらなる苦悩へ
男子校特有の空気の中、体が弱かったためクラブには入部せず、テニススクールに通い出すが、そこで女の子たちから「キモい」と言われる日々。
自分の何がいけないのか全くわからないまま悩み続け、「女性への緊張感をやわらげるテープ」や「これをつけるとたちまちモテるようになるグッズ」なども購入するが、当然のことながら!?何の効果もなし。
とはいえ、必死の努力が功を奏したのか、16歳のとき、生まれて初めて彼女ができる。
しかし、幼い頃から積もり積もってきた「人間不信」が増幅し、学校内に友達と呼べる人はほとんどいない状況。朝遅く起き、ゲームセンターやパチンコに通い、学校へは「午後出勤」という日も珍しくなかった。
そんな中でも、本屋にてふと手にした、ジョン・グリシャムの『評決のとき』に深い感動を覚え、弁護士を志す。
しかし、それまでの遅れを短期間で取り戻すことはできず、大学受験では惨敗し、当時の担任の先生から、「石田、お前、大丈夫か?」と心配された。
一浪して何とか大阪大学法学部に合格する。
合格と同時に、塾の講師・家庭教師の仕事などの教育業をはじめる。
大学在学中には色々な人間関係が表面的には上手く行っていたかに見えたが、深いところで悩み続ける自分に言いようもないストレスを感じ続ける。
そんな中、弁護士になるための勉強には身が入らず、迷走し続ける。「自分が将来何をしたいのか」「何のために生きているのか」「そもそも生きる必要があるのか」など、悩みに悩みまくる。
すべての始まりは「自分」から
「就職」の2文字が世間をかけめぐる中、将来に向けての人生設計を考えているときに、『絶対内定』『思考は現実化する』といった本に出会い、
「自分の人生は、変えられる。そして、それをできるのは、自分しかいない!」
という気付きが、心の奥底から湧き上がってくる。
生まれてからそれまでの自分自身の人生を振り返り、今の自分のどこがいけないのか、どこを改善してゆくべきなのかを必死で考え、悩み、行動して反省・内省し、行動を変え、また悩み・・・を繰り返す。
自分自身を見つめ続ける中で、世界的な大ベストセラー『神との対話』に出会い、人生が根底からひっくり返るほどの大きな衝撃を受ける。
そうした間も、「先生」としての仕事はやり続け、少しずつ自分の指導への自信が出てくるとともに、教育への熱意も高まっていった。
結婚し、離婚。
自分の中の深い部分がまだまだ癒されていないことを感じる中で、様々なワークショップを受講したり、自分自身で瞑想を始めたりする。
武侠映画、カンフーアクション映画の「主人公が敵の攻撃で負傷した際に、敵から何とか逃れ、木の根っこに座って自分を癒す場面」に出てくる、「内功(ネイゴン)」というものに興味を持ち始める。
2007年11月、友人がたまたま見つけてきてくれた、東京開催のクンルンネイゴンワークショップを受講。
他の誰でもない自分自身の道を歩き始める。
2010年 9月、「自分自身の経験を他の人にも分かち合いたい」と考え、アメリカのワシントン州で開催されたクンルンネイゴンシステムApprenticeプログラムに参加し、クンルンネイゴンシステムApprenticeとなる。
クンルンネイゴンシステム創始者マックス・クリスチャンセン師(清風道士、無元老師)と。
クンルンネイゴンの正統な継承者Kan.さん(黄龍道士)と。
そこで出会った仲間の紹介を通し、今の妻と出会う。
家庭教師をするのみだった活動に新たな展開が出始め、クンルンネイゴンワークショップ、パステルアートや楽しい体操を織り交ぜての「町家deおべんきょう合宿♪」、子どもたちや大人たちが一緒になって楽しむ読書会などを次々と開催する。
生まれて初めてアフリカの地に降り立ち、ケニアの子どもたちと楽しい時間を過ごす。
2012年7月、結婚。
今までの自分を振り返り、さらに新たな道を歩き始めることを決意する。
Kan.さんより、これからの時代の子どもたちへの教育につき、個人指導を受ける。それまでの指導法に加え、より本質に根ざした指導を展開し始める。
2015年5月。奈良の飛鳥にて「家族」をテーマにしたKan.さんおはなし会&セッションを実施。
「家族とは何か?」、「家族というものの中では、一体どんなことが起こっているのか?」「家族と向き合い自分にかえってゆくためにはどうすれば?」という根源的なことをわかりやすく楽しく伝えていただき、そこで受け取ったことをまた日々の暮らし・仕事の中で還元していった。
奈良を拠点としながら大阪・京都・兵庫などにおいて、家庭教師 、教育家として、授業やワークショップ・講演会などにて、子どもさんから大人の方たちまで、ご縁をいただいた様々な方々といろんなことを共有。2児のパパとして、家族とともに楽しく毎日を過ごす。
Kan.さんと家族で。
2021年~2022年。「教育家石田栄嗣オンライン塾」および「教育家石田栄嗣オンラインスクール」を立ち上げる。
2024年現在、主に中学受験をするお子さん向けの様々な講座を日々楽しく制作している。
今後のリリース予定:
【オンラインコース】
『自問自答読解法』『「考える力」をつける算数』『勇者の国語』『賢者の算数』『魔法使いの中学受験』『入試問題チャレンジシリーズ』
【YouTubeチャンネル】
『ひでちゃんマンの読解道場』
【Podcast】
『ひでちゃんマンラジオ♪』