中学受験と節分

節分の意味と豆まきの由来

 本日は節分ですね。旧暦においては、季節の変わり目である立春の前日であり、1年の終わりすなわち大晦日。新暦に馴染んだ現代の生活においてはあまりピンと来ないかもしれませんが、旧暦の七十二候においては、明日から季節は春となるばかりでなく、明日新しい1年が始まることとなります。

 邪気を払って無病息災を願う豆まき。季節の変わり目に出てくる悪鬼・邪鬼を退治する、つまり魔を滅する「魔滅(まめつ)」の音に通ずることが由来だと言われています。豆によって鬼を退治することについて室町時代中期に編纂された壒嚢鈔(あいのうしょう)には、次のように記されています。

豆まき

 壒嚢鈔 巻第一 八十三

 「…節分ノ夜大豆ヲ打事ハ宇多ノ天皇ヨリ始レリ鞍馬ノ奧僧正カ谷美曾路池(ミゾロイケ)ノ端(ハタ)ノ方丈ノ穴ニ住ケル藍婆惣(ヲンバソウ)主ト云二頭ノ鬼神共ニ出テ都へ亂レ入ントシケルヲ毘沙門(ビシャモン)ノ御示現ニ依テ…三斛(ゴク)三斗ノ大豆ヲ熬テ鬼ノ目ヲ打ハ…然ラハ鬼ハ人ヲ不レ可レ取(とるべからず。レは漢文のレ点。)ト云御示現也(御示現なり)ト云云」

 

中学受験をする子どもたちにとっての節分

クレープ笑顔

 中学受験の世界においては、昔から「2月に新年度が始まる。」と言われ、多くの塾が毎年2月に新年度開講をしてきました。つまり、中学受験の始まりは旧暦の新年の始まりと時期が重なっていると言うことですね。

 そんな中学受験の世界に身を置く子どもたち。節分の日はどのように過ごせばよいでしょうか?大切なことを3つお伝えしたいと思います。

まずは健康一番。

 受験生にとって最も大事なことの1つは、どこまで行っても「健康」です。体が元気で精神も健やか。元気で健やかだからこそ、勉強もできるし色々頑張れる。

 豆まきをして恵方巻を食べて、元気いっぱい節分の日を過ごしましょう。

大晦日には、1年の振り返りを。

 明日は、新しい年・新しい年度の始まりです。新しい年をとびきり素晴らしい1年にするためにも、今日は今年1年についてゆっくりじっくり振り返るとよいですね。

 学習面・健康面・心理面。あたま・からだ・こころ。

 それぞれにつき、少し時間をかけて振り返ってみましょう。こんなことがあったな。こんな風に感じたな。

 頭で考えるのもよいけれど、体感覚や感情から出てくることにも意識を向けてみると、また違った形での振り返りができることでしょう。

 学校や勉強のことだけでなく、家庭・友人・趣味や遊びなどについても振り返るとなおよいですね。

いい夢を見るために…

 今日寝て見る夢。1年の始まりに見る夢。

 素敵な夢を見たいものですね。ぐっすり眠りいい夢を見るためにできる、特別なこと。

 それはずばり、「自分へのごほうび」です。

 とびきり美味しいスイーツを食べたり、極上の音楽を聴いてみたり。

 最高の映画を観たり、楽しくすぎるダンスを踊ってみたり。

 人それぞれ、ごほうびはきっと違うことでしょう。

 その中でもとびきりのごほうびは、「お互いへの感謝と思いやり」ではないでしょうか?家族みんながそれぞれへの「ありがとう」を伝え合い、喜びの気持ちを表現し合う。

 寝る前には、「自分自身からの自分自身へのごほうび」を忘れずに。

 今日も1日ありがとう。

赤ちゃんおやすみ

 

 

 

 

 

中学受験の難しさとは?

 

中学受験につき、分かっていない方があまりにも多いので、少し書いてゆきたいと思います。

「中学入試は、学力を伸ばしさえすれば合格できる。」と思っている方が結構いらっしゃいますが、それは不可能なことを目指していることになります。

どうしてか?

人間は、ロボットではありません。
感情もあれば思考もあるし、好不調もある。

大人もそうだし、ましてや子どもなら、なおさらです。

「勉強をやりなさい。」という親の言うことをずっと聞いていた子が、ある日突然、ムスッとした顔で(笑)、

「僕、勉強したくない。」と言い出したりする。

そこで親は、「え⁉︎どうしたの⁉︎勉強やるって言ったじゃない。言うことを聞きなさい。」

とゴリ押ししようとしたりする。

いやいや(笑)。

親の言うことを黙ってきいていた息子さん(娘さん)は、過去の人間です。

今、目の前にいるお子さんを見つめてみてください。

そうすれば、もう親の言うことを素直に聞くような時期は過ぎ去ってしまったことに気づくことでしょう。

そこで、親は焦り出します。

「どうしよう。入試は近づいてきたのに、これまでこんなに頑張ってきたのに、あの子は、もう勉強をやらないと言っている。どうしよう…」

大丈夫です。

実は、今息子さん(娘さん)は、合格に近づいているんです。

「いや、でも、勉強しないって言ってるから…」

だからこそ、です。

したくないことは、したくない。
それをハッキリと言えることは、自立への第一歩です。

「いや、でも、ちゃんと勉強して、ちゃんと親の言うことも聞いてくれないと…」

お母さん、あなたが不安になる。
そうおっしゃりたいのではないですか?

親の不安はどこまでも、くっついて来ます。
それは、成績が良い子でも、いや、成績が安定しているお子さんの親御さんほど、当てはまることです。

だから、まずはその不安を手放せるよう、ある事実を知ってください。

それは、
「受験前にちゃんと反抗期を迎えられたお子さんほど、ちゃんと中学入試で合格してゆける。」
という事実です。

親の言うことを聞いているだけではなく、自ら考えられる力。それこそが合格への原動力となります。

そこをすっ飛ばして、自ら考えることをせず、ただただ親の言うことだけを聞いて成績を伸ばすことしかして来なかった子は、入試直前に、大きな壁にぶち当たったりします。

何か正体不明の、どんよりした感じ。

それが合格を阻みます。最後の最後の踏ん張りがききません。自らの入試が持つ意味が、合格することの先が、見えてきません。

そしてそのまま、入試会場に向かうことになります。

そうではなくて、たとえ大変な思い・嫌な思い・辛い経験を、親子ともにいっぱいすることになったとしても、ちゃんと思いをぶつけ合う。お互いの感じていること・考えていることをちゃんと伝え合う。

そういうことをやって来たお子さんは、本番でものすごい力を発揮します。

大人が感動するぐらいの成長を見せてくれます。

そういう子は、指導しているとわかります。

「あぁ、変わったな。本気になったな。自立したな。もう大丈夫だな。」

そう思えた子は、間違いなく合格します。

だから、どうか「中学受験の難しさ。醍醐味」がどこにあるのか、ということをもう一度見つめ直してみてください。そうすれば、合格への道を一歩踏み出したことになります。

中学受験についてのセミナー

 

先日、神戸にて、中学受験についてのセミナーを行いました。

 

・最難関中学に合格するためには?

・国語という科目の特殊性

・算数と国語の連携術

・国語力を上げるために、親がすべきこと

・子どもとの接し方

・質疑応答

 

といった内容でした。

 

また詳細はブログにて少しずつアップしてゆきます。

 

セミナーは、今後も各地で開催してゆく予定です。

どうぞお楽しみに。

 

 

勉強方法・子どもさんへの接し方についてなど、教育相談はこちらからお問い合わせください。

結果を焦らない。

 

本日生徒のお母様にお伝えしたこと。

 

「結果を焦らない。」

 

特に入塾したての頃は、塾の授業についていけなかったりもします。

 

すると当然、復習テストでの結果も芳しくなかったりするわけですが、

 

そんなとき、焦りは禁物です。

 

算数などについては特に、基礎からしっかり理解することが何より大事であり、その部分をすっ飛ばして、点数だけを追い求めると、あとでかなり大変なことになってしまいます。

 

親や教師など、周りの大人が焦ってしまうと、子どもは、

 

「早く期待に応えたい。認めてもらいたい。」

 

と思うあまり、基礎の理解を疎かにして、解法の暗記にはしることとなります。

 

そういうやり方で算数を勉強してしまうと、応用力がなくなるため、ある一定レベル以上にはいけない、ということになってしまいます。

 

ですから、くれぐれも、結果を焦らないようにする。

 

このことがとても大切です。

 

 

子どもさんへの接し方、勉強方法についてなど、教育相談はこちらからお問い合わせください。

 

 

タイプ1とタイプ2、そして…

 

本日の家庭教師およびお母様へのお話から。

 

中学受験というのは、「遊びたい盛りの子ども」を勉強に向かわせ、一足先に大人の仲間入りさせるような特殊性がある。

 

 

タイプ1→ もともと大人っぽい子

 

タイプ2→ もともとは子どもっぽい子

 

ハイブリッド→ 両方の性質をバランスよく合わせ持つ。

 

どのタイプがいちばん優れている、ということはない。それぞれのドラマがあり、それぞれの道がある。

 

大事なのは、「このタイプになってほしい。」と無理矢理思うことではなく、「自分の子どもはどのタイプかな。」と少し考えてみた上で、タイプに合った接し方をしてゆくこと。

 

 

 

中学受験、お子様への接し方についてなど、教育相談はこちらからお問い合わせください。

 

 

樟蔭中学校 国語

 

【入試問題の構成】

 

大問1→読解問題

大問2→漢字・ことば

 

【入試問題の分析】

 

《大問1》→読解問題 

 

説明文・論説文。

 

「読みやすい文章」という印象。量的にもちょうどよい感じ。

 

漢字・ことば・文法の問題と本文の理解を試す選択肢問題・記述問題がバランスよく出題されている。

 

記述問題が結構多い。

 

接続詞を入れさせる問題などの空欄補充問題、脱文挿入問題は、とてもよく作られている。

 

《大問2》→漢字・ことば

 

基本的な漢字・ことばの問題が並んでいる。

 

【対策の仕方、勉強法】

 

漢字・ことば・文法→ 基本的なものをしっかり定着させるトレーニングが重要。

 

読解→ 1つ1つの文を理解する理解力に加え、文章を構造的に全体的に把握する勉強が不可欠。

 

そのためにも、「この文章で言っていることを一言で言うとどうなるか」を、日頃から考えてゆくことが大切。

 

また、時間内に記述答案を書ききるためにも、本文のポイントに印をつけながら読み、短時間で要点を抽出できるようになっておく必要がある。

 

 

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「自由な校風の学校に行きたい。」…本気でそんなこと、言っているのですか?

 

受験生が自分の志望校について考える場合、様々な要素が出てきます。

 

例えば、

 

・家から通える範囲なのかどうか

・女子校、男子校、あるいは共学校

・大学進学実績はどんな感じか

・クラブ活動

・先生方の教育方針

 

このときに、「大体こんな感じの学校がいい。」という、いわゆる「校風」についても考えることでしょう。

 

その際、結構多いのが、

 

「自由な校風の学校に行きたい。」

 

という希望です。

 

これは、要注意です(笑)。

 

どうしてでしょうか?

 

そもそも、なぜ自由な校風の学校に行くことを望むのか、を考えてみます。

 

「ガチガチに規制されるのではなく、のびのび自由な方が合っているから。そういう環境の方が力を発揮できるタイプだから。」

 

では、どうして、「自由な方が力を発揮できる」と判断できるのでしょうか?

 

「あれこれ言われると力を発揮できない、ということが今までにあったから。」

 

ところが、ここでさらに疑問が湧いてきます。

 

「なぜ、親や教師からあれこれ言われることとなったのか?」

 

 

ここで、ある事実が見えてきます。

 

それは、

 

「その子は、自分1人で放っとかれると、親や教師、周囲の大人が心配してしまうような事態になる。」

 

ということです。

 

もちろん、本当は、その子にはその子のペースがあって、その子なりに自分でペース配分を考えているのに、周囲の大人たちが待ちきれずに、

 

「ちょっと待った!」

 

と必要以上に心配し、必要以上に干渉している、ということも少なくありません。

 

そういう場合は、その子が感じ、思っていることをまずしっかり聴き受け止めてあげた上で、どうするのが最善なのかをみんなで模索してゆくことが大切です。

 

しかし一方で、

 

「入試には、期限がある。そして、その期限は、必ず訪れる。」

 

ということも、紛れもない事実です。

 

だからこそ、

 

「その子のペースを大切しつつ、期限までに結果を出す。」

 

という、相矛盾する2つのことを同時に考えるバランス感覚が大事になってくるのです。

 

しかも、

 

「自由な校風の学校の多くは、難関校あるいは最難関校。」

 

ということも、頭に入れておく必要があります。

 

もちろん、難関校や最難関校以外にも、自由な校風の学校はたくさんあります。

 

大学の附属校、併設校などはそうですし、それ以外にも、自由な校風の学校はいくらでも見つかるでしょう。

 

しかし、

 

制服がなく私服で登校できたり、

 

そもそも「校則」すらなかったり、

 

三者面談などのときにも「勉強しなさい。」と先生から言われることなどなかったり、

 

どんなに点数が悪くても補習に呼ばれることがなかったり、

 

とにかく、

 

先生たちは生徒たちを完全に信頼していて、生徒たちの自由にさせ、ほとんど干渉することなく、黙って見守ってくれている。

 

このように「徹底した自由な校風」ということになると、かなり絞られてきて、やはりそれらの多くは「難関校あるいは最難関校」ということになってきます。

 

 

どうしてでしょうか?

 

それは、

 

そもそも「自由な校風」というものは、

 

「生徒たちの自由」にさせていたとしても、生徒自らが自立した意識を持ち、自らの夢・目標、自らがやるべきこと、なすべきことを自覚している。

 

場合にのみ成立するものだからです。

 

 

 

いくら生徒たちが「自由にさせてほしい。」と思ったとしても、

 

いくら親や教師が「自由にさせてあげたい。」と思ったとしても、

 

生徒たち自身が自らを律することのできない場合は、「大丈夫か?」ということになり(笑)、結局は、「やっぱりもっと管理・規制しないとダメだ。」という方向に向かうことになるのです。

 

これは、大学進学実績をもっと伸ばそうとしているのに、なかなか伸ばし切れずにいる学校が抱える悩みです。

 

生徒の自由にさせたいけど、自由にさせすぎると、ドえらいことになるし(笑)…

 

かと言って、ガチガチに管理して勉強一辺倒になってしまっては、「その学校らしさ、その学校ならではの魅力」がなかなか見えてこないし、

 

でもやはり、緩ませすぎると、生徒たちが目標意識を失って遊び呆け、「何のためにわざわざ中学受験をしてまで私立や国立の学校に入ったのか分からない。」という事態になってしまう…

 

こういった意味でも、

 

「自由な校風の学校」というのは、絶妙なバランス感覚の上にこそ成り立ちうる、「奇跡の学校」とも呼べるのではないでしょうか。

 

ですから、「文字通り完全に自由な校風」が成り立つ学校というのは、「自由な校風だとしても自らを律することができる子どもたち」が集まる学校、多くの場合は、最難関あるいは難関レベルの学校、ということになります。

 

(ちなみに、私は、いつまでもこのような状態では困ると思っています。

 

なぜなら、勉強だけが人生ではないからです。

 

何をもって成功・幸せと見るかは、それぞれの子どもの個性に応じて判断すべきであり、偏差値などの成績や大学の合格実績といった尺度は1つの判断基準・1つの価値基準にすぎないのではないでしょうか。)

 

さて、ここで、最初の話に戻ってみましょう。

 

「自由な校風」を望む子どもたちというのは、大きく2つのタイプに分けることができます。

 

すなわち、

 

① 今まで厳しい環境、状況を耐え抜いてそれなりの結果を上げてきたので、自分自身をある程度律することができる子ども

 

② 生粋の「自由人」(笑)。

 

1番目のタイプの場合、放っておいても大丈夫です。ちゃんと自分自身で計画を立て、合格に向かって着実に進んでゆけますから。

 

問題は、2番目のタイプです。

 

この2番目のタイプの場合、

 

普通にしていたのでは、自由な校風の難関校・最難関校を突破できることはできません。

 

なんせ、自由人ですから(笑)。

 

ちなみに、私は、基本的にこの2番目のタイプなので、こういう子の気持ちはよく分かります。

 

さて、この2番目のタイプの子、自由人タイプの子どもが、自由な校風の難関校・最難関校に合格するためには、どうすればよいのでしょうか?

 

それは、まず、自らを見直し、

 

「難関、最難関レベルを目指すだけの覚悟」が本当にあるのか。

 

と自分自身に問うことです。

 

「自由な校風の学校に行きたいとは思うが、そのために今やらなければならないことをやるのは嫌だ。」

 

というのでは、志望校に合格し、夢を実現してゆくことなど、到底無理、というものです。

 

やるべきことをしっかりやるからこそ、難関校・最難関校への切符を手にできるのであり、まあ、いわゆる「自由な校風」=「パラダイス」が待っているわけです(笑)。

 

パラダイス、楽園に行きたいのであれば、そのために、やるべきことがあります。

 

そして、そのやるべきことは、簡単なことでありません。簡単なはずがないのです。

 

到達するまでには、相当大変な努力が必要だ。

 

最悪の場合、

 

「パラダイスを求めて頑張ったけど、結局無理だった。」

 

ということにもなりかねない。

 

それでも、この学校を目指すのか?

あきらめずに最後まで走り抜けられるのか?

 

そのあたりをいま一度自問自答した上で、

 

「それでもやっぱり、自分は⚪︎⚪︎中学校に行きたい。」

 

と言えるのなら、その覚悟は本物です。

 

「本気の覚悟」を引っ提げて、お母さんやお父さん・先生たちがビックリするぐらいの成長を見せ、

 

見事、志望校に合格できることでしょう。

 

そして、合格後は、「生粋の自由人」ぶりを大いに発揮しながら(笑)、

 

「人生、長いんやから、のんびり行こうや。」と、

 

自分の夢を自分のペースで、1つ1つ叶えてゆくことでしょう。

 

そのためにも、

 

まずは、徹底的に、問うてみる。

 

自分自身に対して。

 

本当の気持ちを。

 

自分は、本気なのか?
 

覚悟は、できているのか?

 

最後まで、走り抜けられるのか?

 

と。

 

参考になれば、幸いです。

 

 

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うちの子、本当に合格できるんでしょうか?

 

受験生をお持ちのお母さんが、

 

「受かるのかどうか。とっても不安なんです。」

 

とおっしゃるのは、どこのご家庭でもそうです。

 

成績が伸び悩み、思うような結果を出せない子の場合はもちろん、成績も安定していて万事順調に見える子のお母さんも、皆さん不安を抱えていらっしゃいます。

 

どうしてでしょう?

 

それは、「お母さん」が、世界中の誰よりもその子を愛している存在だからではないでしょうか?

 

ものすごく愛しているがゆえに、その裏返しとして、とてつもなく不安にもなる。

 

お父さんは?

 

お父さんももちろんそうですが(笑)、やはり、お母さんの愛情。

 

これは途方もなく深く、そして大きいのだと思います。

 

だからこそ、不安にもなるし、いったん不安になり出したら、もう、止まらない。

 

そしてその不安は…入試が終わるまで、続きます。

 

入試本番を迎え、合格発表でお子さんの合格を知るその瞬間まで。

 

「えー!?そんなの、耐えられません。今ですら、もういっぱいいっぱいなのに…」

 

皆さん、そうおっしゃいます。

 

でも皆さん、不安を抱えながら、それでも何とかわが子を信じ抜き、

 

合格を知った瞬間、本当に本当に喜び、

 

「信じて良かったです。本当にありがとうございました。」

 

とおっしゃって下さいます。

 

ですから、今はじっと、信じて、待ってあげて下さいね。

 

きっと、結果はついてきますから。

 

 

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夢や目標って、どうすれば見つかるんでしょうか?

 

いつも家で勉強しているときに、ダラダラダラダラしているように思えます。

「この学校に絶対受かりたい!」っていう強い思いを持ってほしいんですが…

 

 

 

お母さん:「小学生ぐらいの子が夢や目標を持つのって、無理なんですかねえ。」

 

私:「えっ!?どういうことですか。」

 

お母さん:「うちの子、N中学校にホントに入りたいって思ってるのかな、っていうと、かなり疑問なんですよ。

 

っていうのも、塾にいるときはそれなりに必死になって勉強してるんでしょうけど、家での勉強の仕方が。親から見ると、ダラダラしてるように思えて。

 

たぶん、本気で入りたい、合格したい、っていう気持ちがあまりないからだと思うんですよね。

 

この学校に絶対入りたい、っていう気持ちがあれば、勉強にも熱が入るんじゃないでしょうか。」

 

私:「確かに、それはそうでしょうね。」

 

お母さん:「どうしたら、それぐらいの熱い思い、受かりたいっていう思いを持てるようになるんでしょうか?」

 

私:「そうですね。それは、『学校』ではなく、『人』で考え感じることでしょうね。『学校』を好きなのは、その学校にいる『人』が好きだからです。」

 

お母さん:「すでに通っている生徒さんとか?」

 

私:「はい。あるいは、先生。そして、忘れてならないのは、その学校を卒業した先輩たちの存在です。

 

僕の場合、T中学、T高校出身ですが、T学園の魅力を語れ、と言われれば、それこそ一晩中でも語れます(笑)。

 

で、それはなぜかというと、やっぱり『人』なんですよ。あいつがいたから。あの先輩がいる学校だから。あの先生がいたから。

 

そういう、『人』を探したらいいと思いますね。

 

N中学、N高校出身なら、天才、異才、奇才(笑)…いろいろ面白い人がいっぱいいるはずですから。

 

そういう人たちに出会えると、

 

『N中学校って、単に勉強ができるだけじゃないんだ。めっちゃオモロい人たちの集まりなんや。』っていう実感が湧いてくる。

 

そうなればしめたものですね。」

 

お母さん(、と横で聴いていたお父さんも(笑)): 「なるほど!それ、いいですね。早速調べてみます。」

 

さあ、どんな天才、偉人、奇人、変人が見つかるんでしょう?

 

楽しみですね(笑)。

 

 

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応用力、実戦力をつけるにはどうすればよいでしょうか?

 

目指している学校のレベルからすると、今の子どものレベルはあまりにも低すぎます。

「このままでは、どこの学校にも受からなくなってしまうのでは!?」と不安で仕方ないです。

 

そうですね。

 

「難関レベル」あるいは「最難関レベル」を目指してゆく場合、あるリスクを伴うことは確かです。

 

それは、

 

「難しいこと、応用レベルの内容に時間をかけすぎるあまり、基礎レベルに割く時間が少なくなってしまう恐れがある。」

 

ということです。

 

これは、科目を問わず起こりうることであり、最悪の場合、入試本番において、目指していた難関校ないし最難関校に合格できないばかりか、それよりも下のレベルの学校にも合格できない、ということになってしまいます。

 

「それは困る…だから、仕方ない。…志望校を下げようか…」

 

ちょっと待って下さい。あきらめる必要はありません。

 

なぜなら、先ほど述べたような「最悪の事態」は、間違った勉強法をとったから起こることであり、正しいやり方で応用力・実戦力をつけてゆくようにすれば、回避できることだからです。

 

では、具体的にはどうすればよいのでしょうか?

 

ちょっとした「たとえ話」を使って説明してみましょう。

 

いわゆるふつうの勉強の仕方をしている場合、「基礎的事項」について、そんなに深くは理解できていません。

 

そう、それぞれの勉強内容を「木」にたとえるなら、あまり根の張っていない、ヒョロヒョロの木が植わっている状態です。

 

この状態だと、いわゆる応用問題・発展問題が出題されたときに、太刀打ちできません。

 

「こんな問題、初めて見た。こんな問題、解き方知らない。」

 

ここで、結構な数の人たちが、間違いをおかします。

 

その間違いとは…

 

「植える木を増やす。」

 

ということです。

 

「この問題は解き方を知らない。だから、新たな知識としてインプットしよう。」

 

というわけです。

 

「え!?それの何が悪いの!?分からないんだから、学んで記憶する。それでいいのでは?」

 

最初のうちはそれでいいですよ。

 

今まで純和風の木しかなかったお庭に、ちょっと小洒落た外国の木なんかが加わってきて、にぎやかになる。ワクワクしてくる。

 

でも、ずっとそれが続いたらどうでしょう?

 

なんか数ばっかり増えて、ゴチャゴチャしてきて、何が何だか分からなくなってくるのではないでしょうか?

 

何が基本で何が応用で発展なのか、もう訳分からなくなってくる。

 

しかも、新たな初見の問題が出てくるたびに新たな知識を得ようとする、ということ、いつまで続けるんでしょうか?

 

見たことがない問題がなくなるまで?

 

そんなことあり得るでしょうか?

 

どんなに、見たことがない問題につき学習していったとしても、必ず、見たことのない、未知の問題が出てきます。

 

もう、キリがないのです。膨大な時間がかかってしまう。

 

しかも、その膨大な時間をかけて、応用発展レベルのことをやっているうちに、基礎レベルのことが、スコーンと忘れ去られてしまったりしたら、もう大変です。

 

どのレベルのことも中途半端。よって、どのレベルの学校も危うい(笑)。

 

「えー!?そんな最悪の事態になることって、あるんでしょうか?」

 

いくらでもあります。

 

いくらでもいます。

 

ある事項、例えば、面積についてはやたらとハイレベルのことまでできるのに、速さの単元については、教科書レベルすら危うい、というようなアンバランスな勉強の仕方をしてしまっている子が。

 

それが入試直前に判明したりなんかしたら、パニックです。

 

このような事態は、絶対に避けなければなりません。

 

では、どうするか?

 

「植える木の本数を増やす」のではなく、

 

「すでに植わっている木の根を太くし、木と木のネットワークを密にする」

 

ことを考えてゆけばよいのです。

 

応用問題が出てきたら、必ず基礎に立ち返って思考するようにする。

 

「この問題の根底にある考え方、概念はどこにあるのか?」考えるようにする。

 

分からなければ、教科書や参考書・ノートを調べてみて、それでも分からなければ、先生にきくようにする。

 

複数の単元につながりがあるような場合は、そのつながりを見抜き、頭の中でネットワークを形成しておく。

 

科目内のつながりもあれば、科目間のつながりもある。

 

そういうつながりを理解するように努める。

 

このような勉強をしてゆけば、1つの応用問題・発展問題を学ぶたびに、いくつもの基礎事項を復習し直し、バラバラだった知識同士を結びつけ統合してゆく、ということができるようになるのです。

 

そうすれば、

 

「応用・発展ばかりやっていったので基礎が疎かになってしまった。」

 

という事態は回避でき、

 

「応用・発展を通して基礎の理解を深める。」

 

という形で、バランスの取れた勉強ができるようになってゆくのです。

 

その結果、どのレベルの問題にも対応でき、どのレベルの学校にも合格できる、ということになります。

 

ですから、植える木は増やさない。たとえ小洒落た木があったとしても(笑)…ということですね。

 

参考にしてみて下さい。

 

 

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